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コミュニケーション不足による問題

夫は35歳の田中たろう(メーカー営業部係長、月60時間残業・海外対応あり)。妻は32歳の田中さくら(カフェで週3パート勤務)。第一子は3歳。結婚5年目で、家事や育児をめぐり、夫婦間のコミュニケーションはすれ違いが続き、口論に発展している。この状況を相談していた友人から夫婦でのカウンセリングを勧められた妻の提案により二人で私設カウンセリングを訪れた。

子育て方針の違い

夫は山田じろう(38歳・ソフトウェアエンジニア)、妻は山田はなこ(36歳・元小学校教師)。息子は6歳・小学1年生。夫婦は「探究心を伸ばしながら楽しく学ばせる」との理想で結婚したが、就学を機に教育方針が真逆に分化し、現在は日常的に衝突中。子どもにも影響が出始めていることから、妻が夫にカウンセリングを提案して二人で私設のカウンセリングオフィスに来談した。

パニック障害の夫を支える妻の疲弊

夫は佐藤たかし(42歳・広告代理店営業、時短+在宅勤務中)、妻は佐藤ゆき(39歳・小学校給食調理員パート)。子どもは長女(小3)と次女(保育園児)の二人。夫は2年前にパニック障害を発症し常に不安を抱え、妻は通院同行や家事育児全般を担いながら夫のケアも引き受けている。夫婦のカウンセリングを知り、この状況をなんとかしなければと考えた夫が、妻に提案して、二人で私設のカウンセリングオフィスに来談した。